2023年7月21日、国連開発計画（UNDP）の政策提言（日本語版）ローンチの公開イベントが開催され、弊社代表の椿もパネルディスカッションの一人として登壇致しました。

UNDPはブルッキングス研究所と新しい報告書「Lowering the Cost of Borrowing in Africa」を発行しました。この報告書ではアフリカ諸国の信用格付けには幾つかの特異性があることが指摘されています。このイベントは、本報告書の執筆担当であるレイモンド・ギルピン氏の来日の機会を捉えて開催されたものでした。

本イベントにおいて、椿からは、主に民間のPE投資の観点から以下のポイントについて話題を提起しディスカッションを致しました。
●アフリカ国家信用格付けには特異性があるという前提に立ち、現状の信用格付けと実際の経済・金融・市場の概況を比較すると、実体感としてどのような乖離を感じるか
●ESGとSDGsのターゲットを国家信用格付けの優先指標とすることで途上国経済の長期的なニーズと先進国経済の短期的な経済変動を区別しうるという提言について、ESG投資やSDGs投資のマーケットの観点から、どのような好影響があると捉えるか
●官か民か/ デッドかエクイティか、ごとの区分、投資における資金回収の在り方、具体的なファイナンスの考え方について

当日のイベントの様子は、以下のリンクからもご覧いただけます。
https://youtu.be/S4xs0fVPqEE