去る2025年2月25日、JICA(国際協力機構)とウガンダ産業省(Ministry of Trade, Industry and Cooperative)の共催によるデモ・デーが開催されました。
今回は、130以上の応募から選定された、10社が登壇。分野はAgritech、Cleantech、Fintech、Healthtechなど多岐に渡り、いずれも成長を加速しているスタートアップです。全社の共通点としてウガンダを超えて、成長する確固たる意思を持っています。
このイベントに先駆けて、AAICはインドのアクセラレーター・Hindsight Venturesと連携し、10社の参加スタートアップに4か月のアクセラレーションプログラムを提供しました。
イベント終了後、当日の様子は現地の新聞など、様々な媒体で紹介されており、反響の大きさを物語っています。
AAIC Investment director:半田 滋
ウガンダはアフリカの中で人口がトップ10位内で、平均年齢は16歳と非常に若く、将来が期待できる国です。また、非常に治安が安定した国でもあり、経済発展が楽しみな国です。
また、ウガンダにはFintech、Mobilityなどのスタートアップが立ち上がり、起業家マインドにあふれる若者がいます。そして、徐々に人材も育ってきています。近年はMoICT&NG、MTIC、STI-OP省(※)など政府側も起業家の重要性を認識し、スタートアップエコシステムの改善に向けて政策を改善、強化していることも魅力的です。ウガンダの課題に真摯に取り組み、地道に事業を展開する起業家に魅力を感じています。そして、周辺国にも展開する可能性を秘めています。
※注釈
・MoICT&NG:ウガンダ情報通信技術・国家ガイダンス省(Ministry of ICT and National Guidance: MoICT&NG)
・MTIC:ウガンダ通商産業省(Ministry of Trade Industry and Cooperatives: MTIC)。
・STI-OP省:科学技術イノベーション省(The Science, Technology and Innovation Secretariat –Office of the President(STI-OP)
【関連リリース】
JICA主催、ウガンダのスタートアップによるデモ・デーを開催(2月25日(火)) – AAIC Holdings
JICAでの報告会
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