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【活動報告】Waziwazi~ラグビー活動状況:ケニア人コーチの日本招聘プログラムについて(2024年6月実施)

今回は、AAICが協賛している一般社団法人Waziwaziの活動についてご報告させていただきます。

0.Waziwaziとは

Waziwaziは、元ラグビー日本代表キャプテン廣瀬俊朗さんを中心に、スポーツの普及活動をはじめとして国を超えて未来をひらいていこうという思いで設立されました。

【参考】
・Waziwazi:http://waziwazi.jp/
※Waziwazi:スワヒリ語で「ひらく(Open)」という意味です。
AAICレポートアフリカにおけるスポーツのポテンシャルを解放するWazi Waziプロジェクト

同法人は国を超えて未来をひらくために、3つの活動を柱としています。
①ACADEMY  :育成年代に対して、スポーツ横断の育成機関であるWAZIWAZI Academyを開設
②MATCHING :学生が国を超えて自由に選択肢が増える留学プラットフォームを開設
TOUR    :ビジネスのポテンシャルは現地に行ってこそ。肌感覚をつかむツアー実施

そして現在、ケニアでラグビーアカデミー開設に向けて準備を進めています。

このアカデミーは、ケニアの選手/学生たちを対象にラグビーを指導するプログラムです。選手/学生自身が持つケニアのよさに加えて、コーチの指導を通して、日本のスキルだけではなくマインドも理解することで「日本らしさ」を学び、それを体現できる子どもたちを育成していきます。ゆくゆくは、アカデミーの選手/学生へ日本への留学機会も提供する予定です。

更に、既に話を進めているバレーボールなど他のスポーツ、ひいてはスポーツ以外にも活動領域を広げていくことも計画しています。

これらを実現するためには、日本らしさを理解したケニア人コーチが必要になります。そこでこの度1か月程コーチを日本に招聘し、指導トレーニングを実施しました(2024年6月)。
今回招聘されたのは、コーチのPatrice Agundaさんです。貴重なこの招聘機会を捉え様々な取組を実施しましたので、そのプログラム内容をご紹介致します。

1.日本代表の宮崎キャンプに参加

まずはじめに、宮崎で実施された日本代表のキャンプに参加しました。日本最高峰のトレーニングを経験できる、非常に貴重な機会です。今回特別に日本代表の宮崎キャンプに帯同する機会をいただき、トレーニングを見学させていただきました。

その状況を廣瀬さんが経営するHiRAKU社のHPでも取り上げていただいたので是非ご覧ください。
【テレビ宮崎】ニュース:WAZIWAZIプロジェクトの一環でケニア人のラグビー指導者が来日。宮崎で日本流コーチングを学ぶ

2.日本の高校ラグビーでの指導体験

加えて、ユース年代に対する指導力を向上させるために、Bring Up Academy、日比谷高校、湘南高校、慶應義塾高校、渋谷インターナショナルラグビークラブ(SIRC)などで指導の機会をもらいました。

ユース世代への指導を通じ、世代や体格の異なるメンバーへの指導方法など、工夫や留意点を理解することができました。また、高校生たちにとっても、ケニア人の指導者とトレーニングをする貴重な交流の機会になったと思います。

3.総合格闘家・高阪剛さんによるタックル指導

また、総合格闘家の高阪剛さんにタックルの指導もしていただきました。

総合格闘技における全身および筋肉の部位ごとの体の使い方やその強化方法についてご指導頂いたあと、タックルの実践指導を頂きました。最後のタックル指導はスピード、パワーのある実践で迫力がありました。

こうした他競技からのご指導も得ることで、ラグビーの新たなトレーニング方法に大いに活かすことができます。これらは今後のアカデミーのプログラムにも大いに活用させて頂く予定です。

 

1か月間という限られた滞在期間でしたが、この招聘プログラムでは非常に内容の濃い経験を重ねることができました。彼がケニアに戻り、アカデミーのコーチとして更に成長していくのが楽しみです。

今後も定期的にこのような機会を設けて、コーチの育成を継続していく予定です。

 

【お知らせ】クラウドファンディングについて

Waziwaziではアカデミーを開設するためのクラウドファンディングにもチャレンジしています。スポーツを通し、未来あるケニアの子供達の支援をさらに活性化するためにも、ご賛同頂けます皆様方から、温かいご支援を頂けますと大変幸いです。

https://readyfor.jp/projects/140197

 

執筆:AAIC エジプト法人取締役、ケニア法人マネージャー 星野千秋